<前回仮面ライダー第31のレビュー 仮面ライダー第33話のレビュー次回>
久しぶりの女怪人登場。TRCおっさんトリオのコスプレもあり・・・第32話「人食い花ドクダリアン」のレビューです。中身は1970年代初頭の文化の研究(主にガールズのファッションチェック)です。
※画像は1970年代初頭の文化を知る資料としてYOUTUBE東映公式チャンネルの画像を勝手に使わせていただいておりますが権利を侵害する意図はまったくありません。問題ありましたらすぐに差し替えます。
01:32 少女:結婚するお姉さんに花をプレゼントしようと怪し花屋に来た。少女「(お姉さん)もうすぐお嫁にいっちゃうのね。それで最後の誕生日なんだもん」まあ最後じゃないと思う。変な花をおまけにもらう。
01:47 女店主:親切そうな怪しいおばちゃん店主。200歳の老婆(ニューギニアの人食い花の改造人間)。
02:17 変身:ドクダリアンだった。強制催眠音波を(花から?)出し人間を眠らせることができる。
02:38 お姉さん:恒例の齢の離れたお姉さん。ただし当時は今より化粧法があか抜けない女性の化粧が大人っぽいという事情がある。たぶん見た目より年齢は若いのではないだろうか。
04:59 ドクダリアン:お姉さんは拉致される。通りすがりのサラリーマン(怪異!蜂女 の子分だった人)が溶かされる。ドクダリアンは人間を溶かして吸いつくすのだ。服だけは残る。
05:30 アジト美術:ドクダリアンデザインの壁絵。
05:42 アジト美術2:首領レリーフ側、赤い壁紙、丸い出入口は黒地に花
05:58 拉致された女性たち:まるで昭和の主婦の内職風景ように手作業で毒花の精製作業を強いられる女性たち。
07:05 出来たスプレー:毒を溶かした1摘の水で100人ころせる。深夜密かに毒を霧状にして散布する。翌朝に起きてくるものはいない。名付けて(ゾル大佐曰く)「毒薬スモッグ作戦」。O教団は、絶対ショッカーに影響を受けていると思う。
08:47 少女隼人と遭遇:おまけにもらった花と姉がいないのに気づいて外に飛び出した少女。隼人にはねられそうになる。隼人「あぶない!」。あんたが住宅街の走行時は徐行してください。少女は重要な情報を隼人に告げる有能な子。
10:03 ユリマリ:少女がもらってきた花が怪しいと言う事でユリマリを花屋に派遣する隼人。ユリ=紺シャツ+紺ミニスカ+白カーディガン+白ハイソックス+白靴 マリ=シージャン+ジーパン+赤T+スニーカー
10:30 バイクに乗る少女:うれしそうに隼人のバイクに乗せてもらう少女。素でうれしそうな笑顔がほほえましい。
11:22 ユリマリも捕らえられる:
13:59 初戦:ライダーとドクダリアン。鞭状の蔓がドクダリアンの武器。ドクダリアン「おまえを食べさせておくれ」。
14:35 店に向かった滝と隼人:店は既に撤収された。最初にお前らが行っとけばユリマリはショッカーに捕まらずにすんでた。奥には畑作業するおじさんおばさん。宅地造成中の空き地や農地などの風景が懐かしい(回顧厨)。
15:05 作業中:作業の仕方がのろいと文句を言うドクダリアン。自動化とか機械化とか作業工程を見直して欲しい。毒にやられ作業が出来なくなった女性は廃棄処分にされる(具体的にどうなるか不明)。女性たちは片足に足枷、鉄球のようなものが付けられている。しかし女性でも難なく持ち運べるので重しではなくGPS的な装置なのだろう。
15:33 藤兵衛ら:変装してショッカーの出方を伺う。藤兵衛=町の消防団のおじさん風。滝=フーテン風。隼人=庭師風。
16:13 アジトに潜入する隼人:少女のお姉さんを発見。
17:52 アジト内で格闘:ゾルと隼人の物理殴り合いもある名シーンだが、隼人戦闘員にデカい短剣で左右の脇腹付近を刺される。ある意味シリーズで一番ショッキングなシーンかもしれない。
18:46 滝と藤兵衛:ショッカーに連行される。
19:21 火刑:隼人を火刑にするショッカー。火は・・・フラグ。
19:52 逆襲の滝藤兵衛:腕を拘束されて繋がれただけじゃこの二人は止められない。
20:51 サイクロン:正面から見るサイクロン。
20:58 サイクロン:飛ぶサイクロン。
21:10 追われる戦闘員:たまらず水たまりに飛び込む。CMにつかわれた場面。
22:26 ドクダリアンの最期:火の中に飛び込む形で焼死。
22:38 パーティ:お姉さんのウェディングドレス披露パーティでしょうか。ユリ=パープル系Ⅴネックワンピース
22:42 少女がお姉さんを呼ぶ:マリ=グレー系の襟大き目ワンピース。女性の衣装がはっきり映らないのがもどかしい。せっかく二人ともきれいな衣装なのに。
22:55 お別れ:お姉さんの頭にのっかったクラッカーの紙テープをとってあげる隼人。たぶんアドリブだろう。隼人はさらっと一人で立ち去るが誰もそれには触れない。
まとめ
首領ランプ 水色。
今回のショッカーの作戦:毒を散布し人間を殺す。混乱に乗じて世界征服。
戦闘員はフルフェイスマスク+額ワッペン(花)。武器 剣。
戦闘員の掛け声「イーッ」
ドクダリアンの能力 強制催眠音波を(花から?)出し人間を眠らせることができる。人間を溶かして吸収する(口吻で服だけ残して吸いつくす)。鞭状の蔓。
ドクダリアンの声 ドクダリアンの声「ひーっひーっひーっ」「ひーやひーや」「ひよひよ」
ドクダリアンの最期 火に投入され焼死。
ショッカーアジト美術 首領レリーフ側、赤い壁紙、丸い出入口は黒地に花。その対面円い入口の上にドクダリアンの顔デザインの壁絵。
印象的な台詞・ナレーション
ドクダリアン「さあお前はちょっかーの奴隷だ」声が野沢雅子さんっぽい。第08話「怪異!蜂女 」、第29話「電気怪人クラゲダール 」につづいて担当は沼波輝枝さん。
少女「いやだお姉さんこのごろすごくおセンチ」おセンチメンタリスト
中江さん「女ばかりをさらうショッカーの目的は毒薬の精製だった。毒花のエキスから毒薬を作り出すには手先の器用さが必要なのだ。」