タイトル今回は、怪人がいっぱい出てきてうれしかった小学生の頃が懐かしい、第一クール最終回の第13話「トカゲロンと怪人軍団」のレビューです。中身は1970年代初頭の文化の研究(主にガールズのファッションチェック)です。

※画像は1970年代初頭の文化を知る資料としてYOUTUBE東映公式チャンネルの画像を勝手に使わせていただいておりますが権利を侵害する意図はまったくありません。問題ありましたらすぐに差し替えます。

 

 

 

 

 

02:27 バーリアの威力:バーリアがさそり男の侵入を阻む。バリアーよりはまだバーリアのほうがより英語の発音には近いとも言える。

バーリアの威力

 

04:25 プロサッカー(選手)野本:今回怪人の素体に選ばれたエースストライカー。

素体

 

06:28 蜘蛛男の糸:最近はあまり見かけないが、スプレー缶からプラスチックの糸が出るおもちゃが昔ありました。ググったら「ひもスプレー」とか「パーティスプレー」とかの名称でまだ売ってた。片付けが大変、蝋燭の火に引火するやらで、厄介もの扱いにされて消えてなくなったと思ったがまだほそぼそと生きているようだ。

蜘蛛男の糸

 

06:45 滝:滝=赤シャツ+ジーンズ+白スニーカー ルリ子=白ミニワンピース ひろみ=交差ラインプリントワンピース 藤兵衛=赤ベスト+薄青シャツ+薄青パンツ。

滝

 

07:42 ショッカー基地:今日の首領はトカゲロンのイメージカラーで青いランプ

イメージカラー

 

08:13 しっぽ:しっぽのある怪人は記憶の限りではムササビの人ぐらいかな。あとエイの人もそうだったかも。(V3以降は除く)

しっぽ

 

08:38 原子力研究所:という設定の建物。今は取り壊されてない様です。

原研

 

09:10 ルリ子その2:黄色い胸元レースアップポロ+ジーパン+赤ヘル+白スニーカー+ベルト。

ルリ子2

 

10:10 滝ジャンプ:人間じゃないだろ。

滝ジャンプ

 

10:17 不法侵入:FBIは令状もなく勝手に日本人の家に入っていいのか。「人んち勝手に入るなよ、通報されるぞ」って子供の時心配しながら見てた。

不法侵入

 

11:19 「何をしている」:無断で人の家に入られては家主のセリフももっともなことだ。

主人

 

14:57 滝大けが:ライダーと滝はトカゲロンとの最初の闘いに敗れる。奥さんは最期の登場。

滝大けが

 

16:04 訓練:ライダー初めての特訓。藤兵衛=薄茶ジャケット+青シャツ+茶パンツ

特訓

 

17:44 FBIのID:ばれた。

ID

 

18:32 ショッカーの基地2:トカゲのイラスト(目としっぽが光る)。

ショッカー基地2

 

18:50 ショッカーの基地3:反対側には青の同心円。赤い人型の出入り口

ショッカー基地3

 

20:07 11体1:子供の頃は、怪人がたくさん登場するのでワクワクしたが、みんな弱いので拍子抜けだった。
色々な制約があるから個々の怪人を細かく描写する余裕もなく、結局「怪人の被りものした戦闘員」状態にならざるを得ない。
実際、このシーンには戦闘員は出てこない(普段は戦闘員演じている人が怪人の中に入ってるということだろう)。怪人軍団は小さいお友達への感謝とサービスだと言う事ができるが、個々の怪人の存在価値が低下してしまう残念イベントでもある。

11対1

 

 21:25 蜘蛛男:その中でも蜘蛛男とカメレオンは特殊能力まで見せて活躍した。

蜘蛛男

 

22:24 怪人たちの最期:一瞬しか映らないがちゃんと11体いる。ただし蝙蝠男は保護色w。

最期

 

22:37 ライダーに駆け寄る一同:

ルリ子2

 

23:01 さようならライダー:ルリ子さんの最後の出番だが、ルリ子さんの白ミニワンピースは将来ユリに受け継がれることになる。

さようなら

 

まとめ

第一クール最後も当然藤岡さんは過去映像の流用と吹き替えだけ。但しクレジット上(11-13話)は本郷猛仮面ライダー役=藤岡弘。

トカゲロンはショッカーベルトなし。最期はみんで爆死。

さそり男はベルト付き、蜘蛛男がベルトしてたりしてなかったりだが後は各々のエピソード通りの装い。

戦闘員は、ベレー帽+胸ワッペン(絵柄不明)+軽いフェイスペイント+アイマスク。武器は短剣。

戦闘員の掛け声「あーい やー えぁー」

ショッカーが誇る科学者諸君 いつもの白いナースキャップに白衣

トカゲロンの声「ヴぁわrrrー」

トカゲロン能力 キック力。

このエピソードがのちに劇場公開されるわけだが、最初の劇場上映の仮面ライダーに藤岡さん不在というのが残念(ご本人が一番残念だろうけど)。

 

印象的な台詞・ナレーション

中江さん「東京はショッカーの魔手から本郷猛の手によって守られた。しかし世界征服を企むショッカーは再び襲ってくる。仮面ライダーは正義と平和のために果てしない戦いに挑むのである」人間の自由も忘れないで

次週予告 「次週から始まる仮面ライダー新シリーズ! 装いも新たに興味抜群!スリル!アクション!次週仮面ライダー『魔人サボテグロンの襲来』にご期待ください」

"興味抜群"って言うのが今だと少し違和感ある表現だが当時は普通だったのだろうか。"装いも新たに"という言葉が、ライダーのルックスからも感じられて次週が待ち遠しかった思い出。