<前回仮面ライダー第33話のレビュー 仮面ライダー第35話レビュー次回>
今回は、「そういやショッカーは秘密結社だったね」ってことを思い出させてくれる話。「日本危うし!ガマギラーの侵入」のレビューです。ひろみは今回がラスト。中身は1970年代初頭の文化の研究(主にガールズのファッションチェック)です。
※画像は1970年代初頭の文化を知る資料としてYOUTUBE東映公式チャンネルの画像を勝手に使わせていただいておりますが権利を侵害する意図はまったくありません。問題ありましたらすぐに差し替えます。
02:03 通りすがりの(と思われる)隼人を待ち受け、呼び止めるおじさん。隼人が仮面ライダーであることも知っている。ショッカーのことも知っている。
02:17 哲犯罪研究所:彼はショッカーの犯罪計画を調べているおじさんだった。
03:11 今回作戦:糸魚川静岡構造線あたり(ドラマ内では「黒部渓谷」のあたり)で核爆弾を爆発させ真っ二つに。混乱に乗じて日本をのっとる。ゾル「特殊な核爆弾も今日、本国から秘密飛行場に着く」本国ってどこだろう?
04:18 囚人を実験台にする:ゾル「計画をかぎつけた折口の子供も誘拐できなくてどうする」。首領「ガマギラーおまえの神経ガスを試してみ?」。囚人ガスでくるう。役者さん迫真の演技。ゾル「こうなった男の言うことなど誰にも信じてもらえないはずだ。まず娘を奪い人質にして、奴が手に入れたショッカーの秘密を公表できなくしてしまわなければならない」
05:12 侵入を試みるも:某CMで有名になったシーン。
06:22 折口娘:庭でのんきにバトミントンしていた娘は、柵外に出たシャトルを取りに行ったところで拉致られる。
06:42 TRC:緊迫の展開から一転、五郎とガールズと滝と藤兵衛で楽しいひと時。アイスをもって部屋に入ってきたガールズ。
07:10 ひろみ:薄ピンクのシャツ+紺か黒ミニスカ+白靴。カエルでガールズからアイスを奪う五郎。
07:37 マリ:赤シャツ+白パンタロン+白靴。
07:40 マリ:濃紺シャツ+白ミニスカ+白靴。おっさん二人も悪乗り。
08:19 カエルの怪人?:隼人からの連絡で、滝は折口の証人となる「アンデス山中でショッカーアジトに出くわした探検隊の生き残りお姉さん」のもとへ。
09:53 探検家のお姉さん:ショッカー首領を目撃したらしい。ショッカーに狙われる。 演じているのはカマキリ男回の地震学者。ウルトラセブン ゴドラ星人の人間体(全然わからなかった)。来ている赤いスウェットは、ドクガンダー回のミチの衣装。胸のワンポイントに見覚えがある。
11:15 初戦:住宅地。鎖分銅を振り回すガマ。
12:19名 ガマ帰還:ガマギラーはライダーとの初戦を引き分け、「ライダーまた会おうぜ」と爽やかなセリフを残しアジトへ帰還。シルクハット型アジト出入口から帰還する。水上なのでゆらゆら転覆しそうで怖い。
13:36 天井破り:子供をあっさり奪還するライダーと滝。久しぶり天井破って脱出。
16:04 記憶映像化:折口は、ショッカーの魔の手を逃れたお姉さんの頭に変な装置をつけて記憶の再生を試みるが、ハチ女の椅子に座っている首領らしき人物がぼんやり映し出されただけ。
17:06 装置が爆発:負荷かけすぎ。
18:26 ガマ侵入:結局折口研究所に侵入したガマギラーは毒ガスで折口を倒し資料も焼いてしまう。
19:34 逃げたガマを追う:既視感のあるサイクロンを駆るライダーの画。ライブラリ映像かな?>仮面ライダーロケ地大画報さんによると「恐らくヒトデンジャー撮影時」の映像らしい。
19:45 飛行場:ショッカーの秘密飛行場。ニッポン列島を真っ二つにする威力があると言う爆弾を受け渡しに幹部らしき人が来た。
20:38 ライダーも来た:いつも思うがこのアクション用マスクのほうがバッタっぽくて妙に味がある。
22:05 ガマギラーの最期:ライダーがセスナに激突しセスナ爆発。核爆弾が大したことなかったのか、不発だったのか?セスナが落ちる程度で済んだ。キックなど直接攻撃以外で怪人が倒されるレアケース。見返して気づいたが、まずセスナが着陸して核爆弾のアタッシュケースを下す描写があり、そのあとショッカー一味はセスナに再度乗り込むが、その時アタッシュケースを積み込む描写はないので、核爆弾はセスナに乗っていなかったのだ(そういうことにしておこう)。そうなると爆弾は・・・
22:27 カエル解放:五郎は捕まえていたカエルを解放する。一瞬映る若い人には分からない金属の物体。
まとめ
首領ランプ 緑色。
今回のショッカーの作戦:黒部渓谷あたりで核爆弾を爆発させ日本を大混乱に陥れそれに乗じて日本をのっとる。。
戦闘員はフルフェイスマスク+額ワッペン(ガマギラーの顔)。武器 長剣。
戦闘員の掛け声「イーッ」
ガマギラーの能力 角の根元あたりから赤いガス。鎖分銅
ガマギラーの声 ガマギラーの声「くわっくわっ」
ガマギラーの最期 乗っていたセスナが爆発。
ショッカーアジト美術 首領レリーフ側、緑の壁紙にオレンジと紺の波のような線(反対側も同じようなペイント)。丸い出入口は地球。
印象的な台詞・ナレーション
隼人「これからのショッカーとの闘いは僕に任せてください」探検家のお姉さん「ショッカー?」折口「すいません。何も思い出せないんです。 」神経ガスで囚人はおかしくなってしまったが、折口は記憶を失っただけで済んだ。
ラストで折口犯罪研究所長が、ルパシカから、いたって普通のジャケット+シャツ+パンツになっているのは、ショッカーという秘密結社のことはすっかり忘れて普通の人にもどったことを示しているのだろう。ショッカーの悪事を一般人が暴くことはできなかった、ということで今回は終了。