<前回仮面ライダー第10話のレビュー 次回仮面ライダー第12話のレビュー>
今回は、藤岡さん完全不在&滝初登場の第11話「吸血ゲバコンドル」のレビューです。中身は1970年代初頭の文化の研究(主にガールズのファッションチェック)です。
※画像は1970年代初頭の文化を知る資料としてYOUTUBE東映公式チャンネルの画像を勝手に使わせていただいておりますが権利を侵害する意図はまったくありません。問題ありましたらすぐに差し替えます。
01:21 太陽にほえろ?:いきなり朝日だか夕日だかわからないがオープニングシーン。
01:54 有能なる戦闘員:首領「お前たちは、第三次攻撃計画にのっとり新たに改造、洗脳を受けた有能なる戦闘員である」。首領のランプは青。どう有能なのか具体的説明は特にないが、ゲバコンドルにため口をきくぐらいは偉いようだ。帽子に羽飾りつき。
02:10 遺影:過去に倒された怪人たち。ゲバコンドルは彼らをコンピュータにかけその長所だけを選りすぐって作り上げた怪人らしい。
02:18 ゲバコンドルプレゼン資料:
02:47 教会に向かうカップル:当時ならアベック表記が正しいかもしれない。わんこと少年(のちのナオキ)が追い越していく。
02:52 ショッカーガール老女:黒いベールに黒い修道女服?+つま先のとんがった靴。胸に十字架。
06:18 戦闘員:ゲバコンドルの能力を見てうれしそうな戦闘員。顔色が悪い。
06:27 ガールズ:ルリ子=黄色いシャツ+☆マークの黒か濃紺キュロットパンツ。ひろみ=白ハイネック+黒スカ。藤兵衛=青シャツ+赤ベスト
07:30 滝初登場:黒礼服+蝶ネクタイ+白シャツ。神父(牧師?)は劇団ショッカーの人
07:34 ガールズその2:式場にて。ルリ子その2=襟、袖口白の黄色ワンピース。ひろみ=白ワンピース+黒チョーカー
08:52 藤兵衛:白ストライプ青シャツ+ダークスーツ+赤小ドット黒ネクタイ
10:08 猛:第4話の映像。滝を助けに向かう。
11:38 滝、強い:短剣を持った戦闘員(多数)といえども滝の敵ではない。がゲバコンドルには敵わなかった。
12:18 ライダーゲバコンドルに敗退:子供の時にこのシーンを見た時はにショックだったw。
12:32 ルリ子その3:9話ラストでも着ていた黄色のワンピース(スカート部分プリーツ付き)。藤兵衛=茶ジャケット+青灰ハイネックカットソー+グレーパンツ
13:24 ゲバに襲われる女性:お団子頭のかわいいお嬢さん。
14:55 滝と藤兵衛:改造人間説もある最強人間二人が殴り合う。滝=黒ジャンパー+白柄赤シャツ+白ジーンズ+白スニーカー。藤兵衛=サングラス+茶ジャケット+青シャツ+グレーパンツ。
16:43 ルリ子その4:露出度がかなり少ないウェディングドレスに銀縁眼鏡。
17:42 ひろみその3:紫のセータ+濃紺ミニスカ。
19:57 サイクロン号:正面からの映像。
22:23 禁断の技:ひき○げアタック。
まとめ
藤岡さんは完全に過去映像の流用(最初のバイク走行シーンは吹き替え)だけで、他者との台詞の会話は一切なし。子供の時に視聴して前回以上の違和感と寂しさを感じたこと覚えている。
ゲバコンドルはショッカーベルト着用。最期は炎と共に爆死。
彼は、コンドルの改造人間なんだと思うが、翼も羽根もなく皮膜がついているのはご愛敬、あえて鳥らしくつくらなかったってことをどこかに書いてあった。
また戦闘員が怪人にため口だったり、急遽用意したシナリオで騒動のごたごたの中撮影だから仕方ないか。
若い女性の血液がゲバコンドルの活力。前半戦でライダーに2度キックを食らってもほぼノーダメージ。
戦闘員は、ベレー帽+風車のような十字ワッペン+フェイスペイント(皮下出血風)+アイマスク。武器は短剣。掛け声「(鳥みたいに)アーアー」
ゲバコンドルの声「ふぅぃーふぅぇーうへーふぁっええっうえっ」
BGMに「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」が使われ他エピソードと趣を異にする。
印象的な台詞・ナレーション
藤兵衛「ライダーに勝ち目はない(焦)」
奇声を発するだけでしゃべらないゲバが、終盤唐突にしゃべりだす「いつのまに?!こんどこそは息の根を止めてやる」「逃げるのか!卑怯者っ!くそおー」
中江さん「再び危機は去った。仮面ライダーの活躍によって今ここに一つの尊い青春を守ることができた。
しかし人間を改造し世界征服を企むショッカーのいる限り仮面ライダー本郷猛の戦いは果てしない」
おまけ
次回予告映像ラストあたりでライダーがこけそうになる(NGシーン)。第10話の次回予告でもライダーのベルトが外れているシーンがあった。